節約
2006年6月12日はー。
よかった。
ありゃいいよ。
てなわけで当初の予定通り
「佐賀のがばいばあちゃん」
を見て来ました。
劇場内はちょっと空席がありました。
やっぱりネームバリューとなにより時期が悪すぎか?
ダイアリーノートの映画批評にも出てこんしな。
カップルもいましたけど、
おばさん2人組みとか、
平均年齢高かったかもしれません。
あ?
3-2でドロップしましたともさ。
パックはそんなに言うほど悲観するものでもなかったんですが、
プレイングミスと事故と。
ま、あんなもんかな?
で、がばいばあちゃんです。
みんな知らんっていうからね。
見てきてあげましたよ。
何見に行くのって聞いてきたやつらはみんな見に行くように。
だいじょぶ。
とってもいい映画です。
それでも心配か?
あらすじを書いといてあげよう。
戦後間もない広島。原爆症で、早く父親を亡くした明広は、居酒屋で働く母親に育てられる。しかし、夜の仕事をしながらの子育ては難しく、母親は、明広を佐賀の実家に預けることを決意する。自分の家よりも、更に貧乏な“ばあちゃん”の家で、明広は、最初は泣いてばかりいた。だが、このばあちゃんが、戦後、女手ひとつで7人の子供を育て上げたのが自慢の、“がばい”(すごい)ばあちゃんだった。ばあちゃんは貧乏だが、楽しく生きる哲学があった。ばあちゃんのおかげで、明広は逞しい少年へと成長していく。
もうね、
ホントばあちゃんがすごいねん。
「金持ちよりも貧乏がええ。
金持ちやったらええ服着なあかん。
ええ服は汚したらあかんから雨降ってきたら困る。
地べたにも座れへん。
貧乏ではじめから汚い服着てたらそんなことあらへん。
貧乏で良かったやろ?」
正確ではありませんけど、
明広に、うちはなんで金持ちじゃなく貧乏なのかと問われた時の答えです。
これがばあちゃんの哲学です。
と言うわけで是非見てきんしゃい。
以下ネタバレへと続きます。
やっぱ一番初めに思い浮かぶのは
「おかあさん」
と言う題で明広が書いた作文を読み上げるシーン。
作文の内容もそうなんだけど、
明広が本当に成長しているっていうのを感じさせる内容で、
だからこのために明広の幼少時代、
とにかく泣いてるシーンを描いていたんだなと。
そう思うと強がって顔洗いに行っちゃったばあちゃんの涙もまたいいねん。
で、この強がるばあちゃんのシーンがあるから、
最後
「行くなー!」
っていうのでまたくるわけですよ。
「けちは最低。ばってん節約は天才」
名言ですね。
おっしゃる通り「けち」なのと「節約」するってのは違うんですよ。
仕事の行き帰りに磁石引きずって歩いて鉄屑集めをするばぁちゃん。
「鉄屑は高う売れんねん。
世の中拾うもんはあっても捨てるもんはない」
明広が剣道や柔道がしたいって言いだした時、
道具にお金がかかってただじゃないからやらせません。
んで、ばあちゃんは走れと言います。
地べたはただやし道具は何にもいらんから。
さらに翌日、
靴履いて走ってるって聞くと靴が減るからはだしで走れと言うばあちゃん。
でも、明広が怪我をして医者に診てもらった時、
ただで良いと言う先生に治療費を払いに行くばあちゃん。
明広が野球部の大将になった時一番良いスパイクを買いに行くばあちゃん。
「けち」と「節約」の違いですよね。
物が何でもある時代だけど、
ほんとに要る物って見極められてるかな?
ばあちゃんの哲学は今もう一回考えさせられることばっかりでした。
ってまぁこんな優等生的な感想は置いといて、
貧乏でも明るい貧乏やりながら元気に生きるばあちゃん見てもらえれば良いと思います。
みんな役がはまってるしね。
ばあちゃん役の吉行和子さんはもちろんなんだけど、
チョイ役で出てる山田太郎さんとか緒方拳さんとかも良い役でした。
元気になれて感動もある良い映画です。
とりあえずボクの見た今年の映画で暫定首位。
よかった。
ありゃいいよ。
てなわけで当初の予定通り
「佐賀のがばいばあちゃん」
を見て来ました。
劇場内はちょっと空席がありました。
やっぱりネームバリューとなにより時期が悪すぎか?
ダイアリーノートの映画批評にも出てこんしな。
カップルもいましたけど、
おばさん2人組みとか、
平均年齢高かったかもしれません。
あ?
3-2でドロップしましたともさ。
パックはそんなに言うほど悲観するものでもなかったんですが、
プレイングミスと事故と。
ま、あんなもんかな?
で、がばいばあちゃんです。
みんな知らんっていうからね。
見てきてあげましたよ。
何見に行くのって聞いてきたやつらはみんな見に行くように。
だいじょぶ。
とってもいい映画です。
それでも心配か?
あらすじを書いといてあげよう。
戦後間もない広島。原爆症で、早く父親を亡くした明広は、居酒屋で働く母親に育てられる。しかし、夜の仕事をしながらの子育ては難しく、母親は、明広を佐賀の実家に預けることを決意する。自分の家よりも、更に貧乏な“ばあちゃん”の家で、明広は、最初は泣いてばかりいた。だが、このばあちゃんが、戦後、女手ひとつで7人の子供を育て上げたのが自慢の、“がばい”(すごい)ばあちゃんだった。ばあちゃんは貧乏だが、楽しく生きる哲学があった。ばあちゃんのおかげで、明広は逞しい少年へと成長していく。
もうね、
ホントばあちゃんがすごいねん。
「金持ちよりも貧乏がええ。
金持ちやったらええ服着なあかん。
ええ服は汚したらあかんから雨降ってきたら困る。
地べたにも座れへん。
貧乏ではじめから汚い服着てたらそんなことあらへん。
貧乏で良かったやろ?」
正確ではありませんけど、
明広に、うちはなんで金持ちじゃなく貧乏なのかと問われた時の答えです。
これがばあちゃんの哲学です。
と言うわけで是非見てきんしゃい。
以下ネタバレへと続きます。
やっぱ一番初めに思い浮かぶのは
「おかあさん」
と言う題で明広が書いた作文を読み上げるシーン。
作文の内容もそうなんだけど、
明広が本当に成長しているっていうのを感じさせる内容で、
だからこのために明広の幼少時代、
とにかく泣いてるシーンを描いていたんだなと。
そう思うと強がって顔洗いに行っちゃったばあちゃんの涙もまたいいねん。
で、この強がるばあちゃんのシーンがあるから、
最後
「行くなー!」
っていうのでまたくるわけですよ。
「けちは最低。ばってん節約は天才」
名言ですね。
おっしゃる通り「けち」なのと「節約」するってのは違うんですよ。
仕事の行き帰りに磁石引きずって歩いて鉄屑集めをするばぁちゃん。
「鉄屑は高う売れんねん。
世の中拾うもんはあっても捨てるもんはない」
明広が剣道や柔道がしたいって言いだした時、
道具にお金がかかってただじゃないからやらせません。
んで、ばあちゃんは走れと言います。
地べたはただやし道具は何にもいらんから。
さらに翌日、
靴履いて走ってるって聞くと靴が減るからはだしで走れと言うばあちゃん。
でも、明広が怪我をして医者に診てもらった時、
ただで良いと言う先生に治療費を払いに行くばあちゃん。
明広が野球部の大将になった時一番良いスパイクを買いに行くばあちゃん。
「けち」と「節約」の違いですよね。
物が何でもある時代だけど、
ほんとに要る物って見極められてるかな?
ばあちゃんの哲学は今もう一回考えさせられることばっかりでした。
ってまぁこんな優等生的な感想は置いといて、
貧乏でも明るい貧乏やりながら元気に生きるばあちゃん見てもらえれば良いと思います。
みんな役がはまってるしね。
ばあちゃん役の吉行和子さんはもちろんなんだけど、
チョイ役で出てる山田太郎さんとか緒方拳さんとかも良い役でした。
元気になれて感動もある良い映画です。
とりあえずボクの見た今年の映画で暫定首位。
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