2005年4月。鹿児島県の漁師・神尾(仲代達矢)はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性・内田真貴子(鈴木京香)を連れて行くことに。かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、あの戦争の日々を思い起こしていく……。辺見じゅんの同名ドキュメント小説を原作に、『新幹線大爆破』『未完の対局』などの巨匠・佐藤純彌監督…
宇宙戦艦ぢゃないからね。
映画「男たちの大和」を見てきました。
よかったです。
残念ながら今年最高は「あらしのよるに」で変わりありませんでしたけど、
それに次ぐぐらい。
獅堂さんが主演されてるのはこれで「今、あいにゆきます」「あらしのよるに」についで3作目。
芸達者な方です。
みーんな違う役なのにどれも見事にはまっています。
反町さんも良い役でした。
獅堂さんはじめだいたいの役者さんはみんな丸坊主だったのに反町さんだけ違ったのは
「オレはやだ」
みたいな事を言ったんじゃないかとか勝手な想像をしてみたり。
反対に獅堂さんは二つ返事してそうだなぁとか。
勝手な想像ですけど。。。
ま、そんなヨタ話はおいといて、
色々考えさせてくれる良い映画です。
一度じーちゃんともじっくり話をしてみたいと思いました。
では以下ネタバレもあります。
とりあえずまずは不満な点を。
やっぱりボクは男の子なわけですよ。
なんかね。
大和一隻しか出てこないんです。
中心に描かれたのは沖縄への水上特攻でした。
だからレイテ沖はまぁ大目に見てあげるとして、
でも沖縄特攻への時だって巡洋艦矢矧と、
皆さんご存知雪風(※)含む駆逐艦8隻が随伴していたはずなんです。
その辺ちーっとも出てこないんだもん。
大和一隻で闘ってるみたいでした。
男の子的には納得いきません。
大和に金かけすぎたんじゃないかと勘繰ってしまいましたよ。
不満は以上です。
よかったのは大和船上での戦闘シーン。
これが本当に凄い。
目を覆いたくなるようなシーンの連続で知らず知らず震えちゃってました。
それだけにやっぱり惜しい。
そしてこの映画がとってもいいなぁと思ったのは、
日本=正義
アメリカ=悪
ってなって無いところ。
時代背景見ればそうなってもおかしくないんだけど、
この辺洋画と違って良いなぁと思うんですよね。
もちろん鬼畜米英とかの言葉は出てきた気はしますけど、
それよりも大和に乗り込んだ乗組員と、
その回りの家族なんかが焦点になってました。
アメリカ軍が一切映らないんでだからそういう印象になっただけかもしれませんけど、
でもそれでよかったと思います。
戦争には良い悪いもないわけだし、
とにかく描かれていたのは自分の愛するもの、
そして母国を守るために闘った男たちの姿です。
凄惨極まりない戦場で仲間達が次々と倒れていく。
でもそれでも立ち向かって行かなきゃ家族、恋人を守れない。
うまくいえないんですけどなんでこんなに追い詰められるまでになっちゃったのか。
そんな世界はやっぱりダメな気がします。
恥ずかしながら見終るまで戦後60年ということを忘れてしまっていた自分がいました。
そういう意味でも考えさせてくれる映画でした。
※:知らない人のために。
雪風っていうのは日本海軍の駆逐艦です。
詳しいデータはおいといて、
この船の何が凄いってとにかく沈まなかったこと。
細かいのはおいといて有名なのだけあげますね。
ミッドウェー海戦、ソロモン海戦、ガダルカナル撤退作戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、そして最後の沖縄への水上特攻。
ここら辺に全部最前線で参加して生き残った船です。
宇宙戦艦ぢゃないからね。
映画「男たちの大和」を見てきました。
よかったです。
残念ながら今年最高は「あらしのよるに」で変わりありませんでしたけど、
それに次ぐぐらい。
獅堂さんが主演されてるのはこれで「今、あいにゆきます」「あらしのよるに」についで3作目。
芸達者な方です。
みーんな違う役なのにどれも見事にはまっています。
反町さんも良い役でした。
獅堂さんはじめだいたいの役者さんはみんな丸坊主だったのに反町さんだけ違ったのは
「オレはやだ」
みたいな事を言ったんじゃないかとか勝手な想像をしてみたり。
反対に獅堂さんは二つ返事してそうだなぁとか。
勝手な想像ですけど。。。
ま、そんなヨタ話はおいといて、
色々考えさせてくれる良い映画です。
一度じーちゃんともじっくり話をしてみたいと思いました。
では以下ネタバレもあります。
とりあえずまずは不満な点を。
やっぱりボクは男の子なわけですよ。
なんかね。
大和一隻しか出てこないんです。
中心に描かれたのは沖縄への水上特攻でした。
だからレイテ沖はまぁ大目に見てあげるとして、
でも沖縄特攻への時だって巡洋艦矢矧と、
皆さんご存知雪風(※)含む駆逐艦8隻が随伴していたはずなんです。
その辺ちーっとも出てこないんだもん。
大和一隻で闘ってるみたいでした。
男の子的には納得いきません。
大和に金かけすぎたんじゃないかと勘繰ってしまいましたよ。
不満は以上です。
よかったのは大和船上での戦闘シーン。
これが本当に凄い。
目を覆いたくなるようなシーンの連続で知らず知らず震えちゃってました。
それだけにやっぱり惜しい。
そしてこの映画がとってもいいなぁと思ったのは、
日本=正義
アメリカ=悪
ってなって無いところ。
時代背景見ればそうなってもおかしくないんだけど、
この辺洋画と違って良いなぁと思うんですよね。
もちろん鬼畜米英とかの言葉は出てきた気はしますけど、
それよりも大和に乗り込んだ乗組員と、
その回りの家族なんかが焦点になってました。
アメリカ軍が一切映らないんでだからそういう印象になっただけかもしれませんけど、
でもそれでよかったと思います。
戦争には良い悪いもないわけだし、
とにかく描かれていたのは自分の愛するもの、
そして母国を守るために闘った男たちの姿です。
凄惨極まりない戦場で仲間達が次々と倒れていく。
でもそれでも立ち向かって行かなきゃ家族、恋人を守れない。
うまくいえないんですけどなんでこんなに追い詰められるまでになっちゃったのか。
そんな世界はやっぱりダメな気がします。
恥ずかしながら見終るまで戦後60年ということを忘れてしまっていた自分がいました。
そういう意味でも考えさせてくれる映画でした。
※:知らない人のために。
雪風っていうのは日本海軍の駆逐艦です。
詳しいデータはおいといて、
この船の何が凄いってとにかく沈まなかったこと。
細かいのはおいといて有名なのだけあげますね。
ミッドウェー海戦、ソロモン海戦、ガダルカナル撤退作戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、そして最後の沖縄への水上特攻。
ここら辺に全部最前線で参加して生き残った船です。
コメント