ハウルの動く城
2004年12月6日
国内はもちろん海外でも高い評価を受けた『千と千尋の神隠し』から3年を経て、宮崎駿監督が発表した長編アニメーション(2004年公開)。魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、人々に恐れられているが実は臆病者の美青年魔法使いハウルが、王国の争いに巻き込まれながら心を通わせていく。
ハウルの動く城を見ました。
・・・動く城。
そ〜らに〜そびえる〜
くろがねのし〜ろ〜♪
動く・・・城・・・
マジンガーZ?!
初めてタイトル聞いた時は、
そんな脳内変換があったとか無かったとか。
それはさておき。
まずは全体的な映画の感想から。
絶対に見に行け級ではないものの、
普通に面白い映画でした。
ジブリ作品であるとかいった先入観があったり、
めっちゃ期待してるとちょっと期待から外れるかも〜
という感じです。
でもとにかく絵のきれいさには圧倒されます。
それだけでも見にいけるかも。
とりあえずこれ以後はネタばれさせまくるので、
今日の日記はこの後見に行く人は見た後にしてください。
見に行くつもりがないとか、
推理小説はまず犯人を知ってから読み始めるような、
特殊な方は見てもいいですけど。
ハウルとソフィーの恋愛。
心を取り戻して、悪魔との契約を断ち切るハウル。
戦争の終結。
荒地の魔女も含めて動く城での新しい生活。
最後はこんな感じでハッピーエンドな訳ですが、
なんか一つだけ違和感が。
「戦争の終結」ってやつですね。
ちょっと2時間で描くには欲張りすぎなんではないかなぁと。
最後のサリマンのセリフ。
ちょっとうろ覚えであれですが、
「ハッピーエンドって訳?
・・・
大臣と参謀長をお呼びなさい。
この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」
というセリフがあるわけですが、
そんなので終わるの?
と思ったわけです。
王子の呪いが解けてそれがきっかけなのかなとも思いましたけど、
王子の話なんて劇中で出てきてたかなぁ?
それとソフィーのキャラ。
初めはジブリには珍しく、
ちょっとか弱い系?
と思ったんですが、
ハウルたちとの食事のシーンで、
荒地の魔女からの手紙を見て、
飛び上がるぐらいテーブルを叩いて
「今度あったらただじゃおかない!」
と憤るシーンがあるんですが、
それまでにハウルの汚い部屋を見回して、
「やることはいっぱいあるわねぇ」
マルクルの食事するシーンを見て、
「教えることはいっぱいあるわねぇ」
と心の中でつぶやいていた矢先だったので、
ええっ?!
て感じで。
ちょっと急な変化についていけませんでした。
とにかく、王子の呪いの件も含めて、
最後が唐突な印象が強いです。
ソフィーがハウルと出会って、
荒地の魔女に呪いをかけられるぐらいまでは、
このテンポで2時間だと終わるのかいな?
と思ったぐらいにゆっくりした展開でしたから。
王子の呪いはまぁ後で振り返るになんとなくは。
ハウルがちょっと笑いながら「ややこしい呪いだねぇ」
みたいな事言ってたから、
解けたシーンを振り返って、
あぁなるほどねぇと。
でもばーさん好きになったのか?
あの王子様は?
それにしてもちょっと説明が足りない印象ですね。
誰かのセリフを借りて説明しろとは言いませんが、
もうちょっとなんとかならなかったかなと。
そういう意味で
「難しい映画だった」
という印象を持った人は多いみたいですね。
声優陣は、色々見てみるに賛否両論あるみたいですね。
確かにソフィー(倍賞千恵子さん)の声は、
初めはこれで大丈夫かな?
とも思いましたけど、
呪いをかけられてばーさんになった後は、
違和感が無くなったかな?
ハウル(木村拓哉さん)は、
結構はまってるように思いました。
笑の大学の稲垣さんもそうでしたが、
SMAPって下手っぴな歌歌ってる場合じゃないと思いますよ。
アニメ好きとしては評価は甘い・・・かな?
でも私はアニメは声優じゃなくて画で見ますから。
別に問題のないレベルだとは思ったし。
唯一つだけ。
王様の役で大塚明夫さんが声当ててたんですが、
あれはキャストミスですね。
他の方々と比べて突出してうまいので、
他の方々のあれが目立っちゃいましたし・・・
まぁほんとにちょっとだけだったから、
気が付かなきゃ気が付かないかもしれないけれど、
気が付いちゃったし。
そして画の部分。
これは凄かったです。
本当にきれいでした。
ソフィーが掃除の最中にベランダから海を見るシーン。
ちょっと鳥肌でした。
さらに相変わらずの画の動きの良さ。
セリフに頼らずに動きだけで笑いが取れるのは、
ジブリのアニメだけですね。
ばーさんが階段登るだけのシーンで笑えるのはどうなんですかね?
それと毎度楽しみなのが空を飛ぶシーン。
ジブリ作品にはほぼ必ず空を飛ぶシーンがあるわけで、
結構毎回楽しみなんですが、
今回はソフィーとハウルが空を歩くような感じで飛びます。
と言うかまんま歩いてたんですけどね。
今まで鋭角的な飛行シーンの多かったジブリ作品で、
ふわ〜って感じの新しい飛び方でした。
ああいうのもいいなぁ。
相変わらずジブリの作品を見ると、
自由に空を飛んで見たいなぁと思います。
高い所好きですし。
最後に一番良かったシーン。
ハウルが「守るものができた」
といって飛び出していくシーン。
ナルシストで力はあるのに臆病だったハウルが、
ちょいとかっこよく見えました。
このセリフから、
今回のテーマはきっと家族だったんだねと。
そう考えると最後に城に住み着くことになった人たちって、
所謂家族ではないけれど、
祖母=荒地の魔女
母親=ソフィー
父親=ハウル
息子=マルクル
犬一匹と悪魔一匹
とまぁなんてほほえましい家族なんでしょう。
おしま〜い
ハウルの動く城を見ました。
・・・動く城。
そ〜らに〜そびえる〜
くろがねのし〜ろ〜♪
動く・・・城・・・
マジンガーZ?!
初めてタイトル聞いた時は、
そんな脳内変換があったとか無かったとか。
それはさておき。
まずは全体的な映画の感想から。
絶対に見に行け級ではないものの、
普通に面白い映画でした。
ジブリ作品であるとかいった先入観があったり、
めっちゃ期待してるとちょっと期待から外れるかも〜
という感じです。
でもとにかく絵のきれいさには圧倒されます。
それだけでも見にいけるかも。
とりあえずこれ以後はネタばれさせまくるので、
今日の日記はこの後見に行く人は見た後にしてください。
見に行くつもりがないとか、
推理小説はまず犯人を知ってから読み始めるような、
特殊な方は見てもいいですけど。
ハウルとソフィーの恋愛。
心を取り戻して、悪魔との契約を断ち切るハウル。
戦争の終結。
荒地の魔女も含めて動く城での新しい生活。
最後はこんな感じでハッピーエンドな訳ですが、
なんか一つだけ違和感が。
「戦争の終結」ってやつですね。
ちょっと2時間で描くには欲張りすぎなんではないかなぁと。
最後のサリマンのセリフ。
ちょっとうろ覚えであれですが、
「ハッピーエンドって訳?
・・・
大臣と参謀長をお呼びなさい。
この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」
というセリフがあるわけですが、
そんなので終わるの?
と思ったわけです。
王子の呪いが解けてそれがきっかけなのかなとも思いましたけど、
王子の話なんて劇中で出てきてたかなぁ?
それとソフィーのキャラ。
初めはジブリには珍しく、
ちょっとか弱い系?
と思ったんですが、
ハウルたちとの食事のシーンで、
荒地の魔女からの手紙を見て、
飛び上がるぐらいテーブルを叩いて
「今度あったらただじゃおかない!」
と憤るシーンがあるんですが、
それまでにハウルの汚い部屋を見回して、
「やることはいっぱいあるわねぇ」
マルクルの食事するシーンを見て、
「教えることはいっぱいあるわねぇ」
と心の中でつぶやいていた矢先だったので、
ええっ?!
て感じで。
ちょっと急な変化についていけませんでした。
とにかく、王子の呪いの件も含めて、
最後が唐突な印象が強いです。
ソフィーがハウルと出会って、
荒地の魔女に呪いをかけられるぐらいまでは、
このテンポで2時間だと終わるのかいな?
と思ったぐらいにゆっくりした展開でしたから。
王子の呪いはまぁ後で振り返るになんとなくは。
ハウルがちょっと笑いながら「ややこしい呪いだねぇ」
みたいな事言ってたから、
解けたシーンを振り返って、
あぁなるほどねぇと。
でもばーさん好きになったのか?
あの王子様は?
それにしてもちょっと説明が足りない印象ですね。
誰かのセリフを借りて説明しろとは言いませんが、
もうちょっとなんとかならなかったかなと。
そういう意味で
「難しい映画だった」
という印象を持った人は多いみたいですね。
声優陣は、色々見てみるに賛否両論あるみたいですね。
確かにソフィー(倍賞千恵子さん)の声は、
初めはこれで大丈夫かな?
とも思いましたけど、
呪いをかけられてばーさんになった後は、
違和感が無くなったかな?
ハウル(木村拓哉さん)は、
結構はまってるように思いました。
笑の大学の稲垣さんもそうでしたが、
SMAPって下手っぴな歌歌ってる場合じゃないと思いますよ。
アニメ好きとしては評価は甘い・・・かな?
でも私はアニメは声優じゃなくて画で見ますから。
別に問題のないレベルだとは思ったし。
唯一つだけ。
王様の役で大塚明夫さんが声当ててたんですが、
あれはキャストミスですね。
他の方々と比べて突出してうまいので、
他の方々のあれが目立っちゃいましたし・・・
まぁほんとにちょっとだけだったから、
気が付かなきゃ気が付かないかもしれないけれど、
気が付いちゃったし。
そして画の部分。
これは凄かったです。
本当にきれいでした。
ソフィーが掃除の最中にベランダから海を見るシーン。
ちょっと鳥肌でした。
さらに相変わらずの画の動きの良さ。
セリフに頼らずに動きだけで笑いが取れるのは、
ジブリのアニメだけですね。
ばーさんが階段登るだけのシーンで笑えるのはどうなんですかね?
それと毎度楽しみなのが空を飛ぶシーン。
ジブリ作品にはほぼ必ず空を飛ぶシーンがあるわけで、
結構毎回楽しみなんですが、
今回はソフィーとハウルが空を歩くような感じで飛びます。
と言うかまんま歩いてたんですけどね。
今まで鋭角的な飛行シーンの多かったジブリ作品で、
ふわ〜って感じの新しい飛び方でした。
ああいうのもいいなぁ。
相変わらずジブリの作品を見ると、
自由に空を飛んで見たいなぁと思います。
高い所好きですし。
最後に一番良かったシーン。
ハウルが「守るものができた」
といって飛び出していくシーン。
ナルシストで力はあるのに臆病だったハウルが、
ちょいとかっこよく見えました。
このセリフから、
今回のテーマはきっと家族だったんだねと。
そう考えると最後に城に住み着くことになった人たちって、
所謂家族ではないけれど、
祖母=荒地の魔女
母親=ソフィー
父親=ハウル
息子=マルクル
犬一匹と悪魔一匹
とまぁなんてほほえましい家族なんでしょう。
おしま〜い
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