幕引

2004年10月29日
サヴァイヴ終わりました。

バイファムを既に見ていた影響もあってか、
ある程度は予想していた通りの最終回。
でも、それでいいんです。
ここまできちんと作りこまれた設定、キャラクター達。
とても楽しく見てこれたし、
この作品らしい素敵な最終回だったと思います。

ゾイド以来の久々のクリティカルヒットでした。
ロボットが出てこない作品でこれだけのめりこんだのは、
久しく記憶にありません。

あ、ごめんなさい。
ポケモンがあった。
久しくも何も今やってる。
まぁでもクリティカルじゃないからなぁ。
やっぱりちょっと思い当たらないです。

さて。
west君が面白いアニメを紹介せよと日記に書いてたみたいなんで、
ま、前から少し話はしてたけど、
サヴァイヴを強烈に薦めるとともに、
いい機会だし、
ちょっと聞き捨てならない所もあったし、
私の今のアニメを見て思うことも書いておこうと思います。

まず始めに、
少なくとも彼が言うように、
デジタル処理に頼りきっている、
工夫が足りない、
という事はないと思いますね。

エヴァンゲリオン以降のアニメって、
動画枚数を減らして、その分原画の質を上げる。
という手法が使われ始めたわけですが、
動画の減少を埋め合わせるために、
そのエヴァンゲリオンでは、
カットの切り替えに気を使っていたし、
「動き」を感じさせる演出を心掛けていたように思います。

そうは言っても私はエヴァンゲリオンは大嫌いですけどね。

それはおいといて、
最近のアニメに目を移して見ると、
ヒカルの碁なんかは、
原作は未見だけど、
話ごとに出来不出来はあったものの、
テンポのいいカット割だとかで、
地味な「碁」という題材を、
単調に感じさせないようにする工夫が随所で見て取れます。

だからまぁ工夫が足りないだとか言うのは論外。
見てない(見えてない)証拠ですよ?

私が感じている問題は、
そういう所じゃなくて、
CGと2Dの部分。
CGと2Dを平然と同居させているのを見るのはつらいです。
というのもCGって、
見た目がとにかく滑らかすぎるんですよね。
絵描きさんの手書きの画と合わないから、
なんだか浮いて見える。
そこが解ってないのか、
CGを使いこなせてないのに使っているアニメが多いような気がします。
別にCG技術が悪いといっているわけではなくて、
表現としてまだまだ研究とか工夫とかの余地があるんじゃないかと。

そういう点でゾイドはものすごくうまく作られていました。
今使えるCGのレベルをわきまえた上で、
提供できうる品質の高い物を毎週見せてくれていました。
とにかくきれいな表現に走るのではなくて、
今出来る範囲の中でどれだけの物が提供出来るのかを追求して行く。

とにかくきれいな表現を詰め込むんじゃなくて、
アニメーションとしてその表現はどうなのかというところを、
考えて欲しいです。

ちょっとムキになって書き込んじゃいました。
とにかく何が言いたいのかって、
ほとんど見てないって自ら言ってるくせに、
今のアニメはつまらんって簡単に言うなってこと。
そんなんで本当にアニメ好きなの?
って思っちゃったのでつい。
いつにもまして乱雑な文章になっちゃった。
反省。

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